レッスン方針
「コミュニケーションを大切に。一人ひとりの持つ“感じ取る力”を伸ばします」
子どもたちが安心して心を開いてレッスンが受けられるよう、一人一人の音や話に耳を傾け、やさしく丁寧に、細やかな指導をします。
レッスンでは「この曲はどんな曲だろう?」「どんな気持ちがする?」「どんな音がきれいかな?」
など、子どもたちと色々なことを話しながら、内容を掘り下げていきます。
そして感じ取ったことを音で表現できる喜びを一緒に味わいながら、子どもたちの感受性を育てていきます。
また、楽しく気持ちよくレッスンを続けてただくため、挨拶や礼儀などのマナー指導も大切にし、心の成長も見守ります。
「自分の力で譜読みができるように指導します」
ピアノの上達の要は読譜にあります。
日々のレッスンと自宅練習で、楽譜から音の高さ、長さ、リズムを正確につかんで演奏できる基礎的な力を身につけます。
そして楽譜に書かれているさまざまな記号から曲想や作曲家の想いを読み取る力、想像力を養っていきます。
読譜は大人から見ると簡単に見えても、子どもにとっては難しいことで、読譜が素早くできないことが練習の意欲を下げてしまったり、ピアノを難しく感じて辞めてしまう原因の一つです。
読めるようになるまでには自身の力で根気よく取り組む必要がありますが、レッスンでは幼児のうちから「音符を見て歌うこと」で自然と楽譜に親しめるようにし、小学生からは曲の練習以外にもワークブックやソルフェージュ、時には作曲、楽曲分析など、さまざまな角度からアプローチしていきます。
ペースは個人によってさまざまなので、各自に合った教材を選び、練習の仕方を保護者の皆様にもお伝えします。
楽譜が読めて基礎が身についていると、たとえピアノを中断したり音楽から離れる時期があったとしても、またやりたいと思った時に再開することができます。
「自分を高める力の育成」
情報の伝達や変化のスピードが早い世の中になりましたが、願いを叶えたり、なりたい自分に向かって変化していくには長い時間をかけて1つ1つ地道に積み重ねること、考える力があること、そして努力の仕方を知っていることが、これからの時代を生き抜くためにも必要だと信じています。
ピアノのレッスンでは音楽を楽しむだけでなく、日々の練習によってコツコツと目標に向かって努力できる力、途中で投げ出さずに最後までやり切る力、物事に集中して取り組む力が身につきます。
また、ピアノの演奏は自己表現です。発表会の経験などを通し、どうしたら人に伝わる演奏ができるか?を自分自信考えて練習に取り組むことで音楽を理解する力、考える力、また未来に向けての計画性なども身につきます。
これらの自分を高める力はどの分野で活躍するにも通じる大切な柱であり、その力は自己実現へと繋がっていきます。
レッスンでは子どもたちや保護者の皆様と一緒に目標を立てたり励ましながら、一つ一つ「自分にもできた!」という体験を増やしていくことで、本物の自信をつけていきます。